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オリーブオイル

ブリジゲッラの小さなオリーブオイル工房 フラントイオ・オッサーニ “オッサーニ兄弟の搾油場”に魅せられて。。。

スローフードガイドに紹介されていたブリジゲッラ村の希少価値の高いオイルを求めてボローニャから東のファエツェンツアへ向かい車で約2時間、予定のブリジゲッラ農業協同組合直売所(ヴェンディッタ)へ到着。写真は、午前10時頃霧のかかるブリジゲッラ村のオリーブ畑の様子。

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この建物は、ブリジゲッラ農業協同組合の農産物直売所。右側の写真は、オイルとワインのオートスタンド。村人や近隣の主婦が入れ替わり立ち代り、ガラス瓶やタンクで買い付けに来ていました。

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オリーブの搾油場、近代設備が整えられていました。

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左の写真は最新の遠心分離によるオリーブの搾油機、右側が滴り落ちるエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル。

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この方は直売所の責任者 ミレッタさん。
コメント:村自体の人口が約3,000人、この組合はオリーブの生産農家約300戸が主となり、オリーブオイルの製油をメインとしています。農家が持ち寄ったオリーブの実をここで搾油して、製品化しています。ちなみに1戸あたりの農家が所有するオリーブの木は多くて30本、少ないところで5本というところもあります。村では、1970年代から高品質オイルに焦点を合わせ、すでに30年以上もの年を重ねてきています。栽培されている品種は、マルキジャーナ、ペンドリーノ、レッジーナ、モライオーノ、ノストラーナ、ギアッチョーロ、オルファネッロ種と多種にわたります。特にギアッチョーラ種から作られているのがノービルドルーパ。300戸の小さな農家が蘇らせた、一時は途絶えつつあった地品種、ギアッチョーラ種。このオイルは年に3,000本(500ml)分しか搾油されません。←そう、これこれ。これを求めてきました。

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ずらりと並べられたオリーブオイル、プラスチックコップとパンでデグスタツィオーネ。ワインのようにオイルを飲む!?●ブリジゲッラ2007/2008の2種DOP(ペンドリーノ、レッジーノ、モライオーロ種)●ピィエーヴェ・トー(ノストラーナ種90%、その他10% フルーツやトマト、カルチョフィの香り、辛味)、●ブリジゲッロ2007/2008の2種DOP(ノストラーナ100%)、●オルファネッロ(年間600本 オルファネッロ100% ドルチェ甘みがあって魚料理用)、●ノービルドルーパ(年間3,000本 ギアッチョーロ100% 濃い緑色、カルチョフィのような香り、アマーロ苦味)、●ミッレドルーペ(ミックス)。

こんな感じで、皆さん買い物に来ています。右の写真はその他直売品、オリーブオイルで作られた石鹸、マルメララータ(ジャム)などずらりと並ぶ。

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組合直売所敷地内に置かれていた年代物のオリーブ搾油機。メッカならではの歴史を感じます。

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さて、私たちが求めるオリーブオイル工房はその近くにありました。組合直売所のほぼ隣にある主題に書いたフラントイオ・オッサーニ “オッサーニ兄弟の搾油場でした。ここで、運命的なものを感じさせられるぐらいの“めっけもんのオイル”に出逢ってしまう訳です。下の写真は、この搾油場を切り盛りするオッサーニ兄弟。

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50坪ほどの小さな搾油場。古びた感じでどこか懐かしく、職人的な“いいもの”造ってそうな気配が漂っていました。

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これっ動いてるの?というくらい骨董品級の搾油機。この機械で白いビニール製の丸い座布団のようなものへ磨り潰されたオリーブの実と種のペーストを厚み1cm程度に塗りあげる。

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そして、その座布団のようなものを40~50枚積み重ね、下の機械で上からプレスする。オイルが上から順に滴り落ちながら受け皿へ1日かけてゆっくりと溜まっていく。えぐみや余計なものまで抽出しないように無理なプレスをかけないそう。。。ちなみにほぼ手動です。

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下の写真は、上記で抽出されたオイル混ぜ合わせる機械。搾油作業はこれで終わり。ノンフィルターオイルとはまさにこれですね!

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これがノンフィルターオイルです。これだけの量で見ると濁って見えますが、白いお皿の上では、透き通って見えます。

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写真は貯蔵タンクと瓶詰め工房の様子。瓶詰めからラベル貼りまで未だすべて手作業です。

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古めかしくて、懐かしい瓶にボトリング。この瓶には王冠で封印され、それをとった後は機械式キャップで栓をする2リットル瓶。

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